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FBA vs 自社発送は損益分岐で決まる|1個あたり実額で並べる4項目チェック

#マーケティング #ビジネス #EC運営代行 #Amazon物販 #FBA #物流損益分岐

「FBA と自社発送、どちらが安いか」を検討するとき、多くの記事は一般論のメリット・デメリット比較で終わります。しかし答えは「自社の出荷量とサイズ」でしか出ません。この記事では、外注と自社を 1個あたりの実額 で並べて損益分岐を出す手順を、仮の計算例と判断基準で示します。

一般論では答えが出ない理由

「FBA は楽だが手数料が高い」「自社は安いが工数がかかる」——この抽象比較で決めると、月間出荷 50 個の店舗と 3,000 個の店舗が同じ結論に流れてしまいます。物流の外注は「良い悪い」ではなく 損益分岐の問題 です。自社の SKU サイズ・月間出荷量・作業人時によって答えは変わります。

1個あたり実額で並べる(両サイドを同じ粒度で)

外注側(FBA・RSL 等)に載せる項目

自社側に載せる項目

※ 料率はサイズ・カテゴリ・時期で変わります。最新は各モール公式(Seller Central / 楽天 RMS ヘルプ等)を必ず参照してください。

仮の計算例:小型 SKU・月間 500 個

以下は説明のための仮の計算例です。

自社発送

外注(小型・標準サイズ想定)

この条件では、月間 500 個 × 差額 300 円 = 月 15 万円 の外注優位。ただし在庫回転が悪化して保管料が 3 倍に膨らめば、差額は急速に縮みます(在庫回転の話は別記事で扱います)。

見落としがちな 3 項目

  1. 長期保管手数料:滞留在庫は外注コストを跳ね上げる。回転日数を管理していない SKU は、外注に出した瞬間に「外注が高くつく」判定に化ける。
  2. 繁忙期の自社作業限界:セール期に出荷が詰まると、配送遅延 → 配送指標悪化 → カートロス・検索順位低下まで波及する。粗利計算に載らない隠れコスト。
  3. エース人材の人時の機会損失:出荷作業に社長や販売企画のエースが入っている場合、「時給 1,500 円」ではなく「本来やるべき販売企画の粗利」で見直すべき。

判断基準(if-then)

まとめ

物流の外注判断は「良い悪い」ではなく「1個あたり実額を並べて損益分岐を出す」作業です。SKU 別・サイズ別に並べれば、外注が有利な SKU と自社が残す SKU が同時に見えてきます。

ここまで整理しても、物流費まで引いた後の「広告後粗利」が SKU 別に見えていないと、外注判断は結局感覚に戻ります。物流費を含めた広告後粗利の可視化から、赤兎馬の無料 EC 診断でお手伝いできます。店舗 URL をお送りいただければ、改善余地をレポートでお返しします。→ https://ec-sekitoba.jp/#contact

引用元
・Amazon Seller Central「FBA 配送代行手数料・在庫保管手数料」公式ヘルプ(最新版を参照) ・楽天スーパーロジスティクス(RSL)公式サービス概要ページ(料金は最新版を参照)

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