赤兎馬赤兎馬EC運用支援

商品名127文字は『埋める枠』ではなく『並べる資産』— 冒頭に【送料無料】を入れて6文字捨てていた話

#マーケティング #ビジネス #EC運用 #ネットショップ運営 #楽天市場 #楽天SEO

楽天の商品名は全角127文字という有限の枠だ。1文字ずつが検索ヒットの資産である以上、「埋めること」が目的ではない。転換する検索語から順に置き、装飾語を後方へ送るだけで、同じ127文字が別の役割を果たすようになる。この記事では、自社楽天店で実際にやっていた失敗と、そこから整理した設計手順・触る前のチェックリストをまとめる。

商品名は「文字数の枠」ではなく「検索資産の順番」

楽天の商品検索では、商品名の中の語がヒットの起点になる。127文字は無料で使える広告面だが、無限ではない。だから問うべきは「あと何文字書けるか」ではなく、「その位置にその語を置く価値はあるか」だ。転換率が低い装飾語や、検索条件・アイコンで既に伝わっている情報を冒頭に置いた瞬間、その分の検索資産が消える。

自社の失敗:全12SKUで冒頭6文字を【送料無料】に消費していた

反省を先に書いておく。自社の楽天店(当社実測。他店への一般化はしない)では、全12SKUの商品名冒頭に 【送料無料】 と入れていた。送料無料は検索条件・一覧のアイコン・商品ページのバッジで伝わる情報だ。冒頭に文字として置く必要はない。6文字 × 12SKU = 実質72文字ぶんの検索資産を、「伝わっている情報の重複」で消していたことになる。

設計手順(4ステップ)

(1) そのSKUで実際に売れている検索語を上位に置く。RMS の売上検索キーワードを開き、「流入だけあって転換しない語」より「転換している語」を優先する。売上に効いた語ほど前へ。
(2) 装飾語・記号・煽り文言は後方へ。「話題の」「大人気」「限定」等は転換への寄与が薄いことが多い。買う理由になる属性語(サイズ・素材・用途・型番)を先に置く。
(3) スマホの検索結果で先頭何文字が見えるかを実機で確認する。楽天の一覧では機種と表示条件で切れる位置が変わる。自店の一覧を実機で開き、先頭30〜40文字前後で意味が通るかを見てから最終形を決める。
(4) モール別のルールを混同しない。Amazon は商品名のガイドラインが別で、記号や装飾語の扱いが厳しい。楽天の並べ方をそのまま持ち込むと審査で弾かれる/出品停止のリスクがある。Amazon はガイドライン準拠が先、SEO はその次。

商品名を触る前に確認する4項目

まとめ

127文字は「埋める枠」ではなく「並べる資産」。冒頭に何を置くかで、同じ商品ページの流入と転換は変わる。まず自店の商品名冒頭に、検索条件やアイコンで既に伝わっている情報の重複が無いかを見てほしい。【送料無料】【あす楽】【ポイントアップ】 のような語を冒頭に置いていれば、そこがあなたの店の「6文字ぶん眠っている検索資産」の場所だ。

店舗 URL での無料 EC 診断もやっています:https://ec-sekitoba.jp/#contact

引用元
・楽天RMS ヘルプ「商品名の設定について」(最新は各カテゴリ・時期で変わるため RMS で要確認) ・Amazon Seller Central「商品名(Product Title)のスタイルガイド」 ※記事内の実測値(全12SKU・冒頭6文字等)は当社(赤兎馬)自社楽天店の内部データ。他店舗への一般化はしない。

関連サービスEC運用支援Amazon運用代行楽天市場 運営代行Yahoo!ショッピング 運用代行料金