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返品率1%が広告後粗利からいくら奪うか|「見えないコスト」を金額に直す

#マーケティング #ビジネス #EC運用 #ネットショップ運営 #Amazon物販 #広告後粗利 #返品率

返品は「返金して終わり」ではありません。

返金で消えるのは売上ですが、実際に失われるのはそれだけではない。この記事では、返品1件あたりの実コストを分解して、返品率が広告後粗利に効く金額を出します。数字にすると、ページを直す優先順位が変わります。

返品1件のコストを分解する

以下はすべて説明のための仮の計算例です。実際の返品対応の費用区分は各モールの規定と契約により異なります。

返品1件で発生するものを並べます。

数字を入れます。

返品1件の実コスト

販売価格とほぼ同額が1件で飛びます。「返金しただけ」の感覚と、実際に失う金額はここまで違います。

返品率が広告後粗利に効く金額

月100個売れている商品で計算します。単品粗利1,400円なので、返品ゼロなら月の粗利は140,000円です。

返品率5%は、粗利の12.5%を持っていきます。

ここに広告費が乗ると、影響はさらに大きくなります。広告後粗利が粗利の半分しか残らない商品なら、返品率5%は広告後粗利の25%相当を削っている計算です。ACoSを1ポイント下げる努力より、返品率を2ポイント下げるほうが効く場面は普通にあります。

返品理由は4つに切り分ける

対策を考える前に、返品理由を分けます。打ち手の置き場所が違うからです。

上2つはページで防げます。下2つはページをいくら直しても減りません。ここを混ぜたまま「返品が多いからページを直そう」とすると、直しても数字が動かず、施策そのものへの信頼が落ちます。

まず理由別に件数を数える。それが最初の一手です。

判断基準:この閾値を超えたら広告よりページ

if-thenの形にします。

返品率が高い商品に広告を厚く当てるのは、赤字を効率よく積む行為です。返品コストは広告費と違って後から効いてくるので、レポート上は気づきにくい。ここが怖いところです。

返品コスト点検チェックリスト

  1. 返品1件あたりの実コストを、往復送料・手間・原価損まで含めて出したか
  2. SKU別の返品率を出しているか(全体平均だけ見ていないか)
  3. 返品理由を4分類で数えているか
  4. イメージ違い・サイズが主因のSKUで、広告を増やしていないか
  5. 返品率の高いSKUの寸法表記が、実物と照合されているか
  6. 再販可能率(返品のうち再び売れる割合)を把握しているか

返品は減点として扱われがちですが、理由を数えれば改善点が具体的に出てくる情報源でもあります。まず1SKU、直近1ヶ月の返品理由を数えてみてください。

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引用元
・返品・返金の取扱い、返送費用の負担区分:Amazon セラーセントラル(返品ポリシー) ・返品対応に関する店舗側の規定:楽天市場 RMS ヘルプ(返品・キャンセルの取扱い) ※本文中の金額・比率はすべて説明のための仮の計算例です。実際の費用区分は各モールの規定と契約により異なります。

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