SNSの商品紹介動画を見て、リンクから来てくれた人がいます。その人がスマホで最初に見る画面には、商品がいくつ並んでいるでしょうか。
この記事では、私たちが自社の商品紹介サイトを作り直したときの判断を書きます。あわせて、刷新の前に入れておいた計測と、自社ECにもそのまま使えるチェックリストをまとめます。
送客サイトの役割は「着地させる」こと
私たちは、SNSの商品紹介動画で取り上げた商品を、モールへのリンク付きでまとめる小さなサイトを運営しています。2026年9月25日からは、紹介する商品を承認すると、botが商品の有効化からサイトの再ビルド、公開までを自動で行う形にしました。
ページを増やす作業は自動化できました。けれども、増えたページが「動画を見た人を迷わせず商品に着地させる」作りになっているかどうかは、自動化とは別の問題でした。
デザインより先に、計測を入れた
9月28日、デザインに手を付ける前にアクセス解析を入れました。モールへのボタンのクリックを、商品名つきで計測できるようにしています。プライバシーポリシーも、解析を利用する旨を書き加えて改定しました。
計測を先にしたのは、刷新の前後を比べるためです。見た目を変えたあとで計測を入れても、変える前の基準が残っていません。
その前の9月24日には、モールのアフィリエイトIDを個人アカウントに紐付いたものから共用アカウントへ差し替えました。商品マスタの8行を直してサイトの全リンクを作り直し、本番の6リンクを確認しています。
「飾りは置かない」で外したもの
10月2日、社内で方針を決めてデザインを刷新しました。地は紙の色、見出しは明朝体にしています。方針は「飾りは置かない」です。外したのは次の4つでした。
- 大見出しのキャッチコピー
- 英字の装飾ラベル
- 表示時に出てくるアニメーション
- 画面下部に固定していたSNSのバー
トップの一番上には、最新の動画名とその商品を置きました。スマホ幅では商品を横長カードにして、最初の画面に3商品が収まるようにしています。ロゴ・ファビコン・OGP画像も作り直しました。
「飾りを置かない」という方針と、商品名の見せ方は人が決めました。商品名は先頭のブランド表記を省いて表示しています。ただし、計測上の商品名は元のまま残しました。前後比較の軸を変えないためです。効果は刷新前後の計測で比べている最中で、まだ数字は出していません。
自社ECにも使えるチェックリスト
トップページ、カテゴリページ、LPも同じ作りです。広告や動画で集めたクリックが着地先で迷えば、そのぶんの費用は粗利として戻ってきません。
- スマホの最初の画面に、商品はいくつ入っているか
- 固定バーが商品やボタンを隠していないか
- 装飾ラベルやコピーは、商品を理解するのに必要か
- 刷新の前に、ボタンのクリックを計測できているか
まとめ
送客ページは「見せる」より「着地させる」ことが役割です。装飾を足すほど、商品とボタンは画面の下へ押し出されます。そして、刷新の前に計測を入れておけば、変えた結果を確かめることができます。
とはいえ、どこを削るかを判断し、計測を設計する作業を、日々の運用と並行して自社だけで進めるのは手間がかかります。まずは現状を確かめるところからでも構いません。店舗URLをいただければ、ページと計測の改善余地をレポートにしてお返しする無料EC診断を行っています。AI導入・内製化のご相談も、同じ窓口で受け付けています。
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